中国ではクマの手のひら(熊掌)が高級食材と
して珍重されている。
ただし日本本州のツキノワグマは小型すぎて熊
掌の材料には不向きである。
日本には、安産のお守りとして、クマの手のひら
を出産時の産湯に浸けておくという風習があっ
た。
漢方では、クマの胆嚢を原料とした「熊胆」(ゆう
たん、熊の胃(くまのい)ともいう)が強壮剤、腹
痛薬、解熱薬などとして珍重された。
クマの肉はあまり一般的ではないが食用として
も用いられる。
個体により、強い臭いがあったりほとんどクセが
なかったりと風味は差が大きい。
重篤な症状を起す寄生虫である旋毛虫が筋肉
中に潜んでいる場合があるため、生食は避ける
べき。
クマはロシアを象徴する動物とされている。
1980年のモスクワオリンピックでは仔熊の「ミー
シャ」がマスコットキャラクターとなった。
クマのぬいぐるみとして、テディベアが良く知ら
れている。
「テディ」とはセオドア・ルーズベルト(第26代ア
メリカ合衆国大統領)の愛称である。
熊狩りに出かけたルーズベルト大統領が、あて
がわれたアメリカクマの仔熊を見逃したという話
をもとに「テディベア」というぬいぐるみが誕生し
た。また、この「テディベア」などクマのぬいぐる
みが元となり、クマのプーさんが生まれた。